Intro #4:Gonzalo Maroni
@ Bucciarati | Monday, Feb 22, 2021 | 3 minutes read

2019年6月サンプドリアに加入することが発表され、待望の欧州移籍を果たしたマローニでしたが、期待された結果は残せず1年でアルゼンチンに帰国することになりました。

その後所属しているボカでも出場機会に恵まれず、完全に伸び悩んでしまったように思えましたが、先日行われたVelezとの試合で2ゴールを奪う活躍を見せてくれました。

Gonzalo Maroni

What kind of Career ?


マロー二はコルドバ生まれの22歳です。地元のクラブであるインスティトゥート・コルドバの下部組織で育ち、そのまま16歳の時にトップチームで出場機会を得ます。ちなみに同じくインスティトゥート・コルドバで育ったディバラは17歳でデビューしています。

若くして注目を集めクラブの至宝になったマロー二でしたが、クラブの財政面の問題によってデビューしてまもないうちにボカに移籍することになりました。

移籍後は3年間大した出場時間を得られ無かったため、マロー二はタジェレスにローン移籍することを決断します。

そうして加入したタジェレスで現シティ(実際はジローナ所属、板倉方式ですね)ブストスと共に大きく飛躍し、欧州への切符を手にしたのでした。

冒頭に書いた通り、サンプドリアでの挑戦は失敗に終わります。 チームの不調による監督交代があったにせよ、コンディション不良を指摘されていたことからも分かるように、最後までフィジカル面が整わなかったことが失敗の根本の原因だと思います。

(先日、マックアリスターがインタビューで出場機会増加の理由としてフィジカル面の成長を挙げていたことを考えても、欧州とアルゼンチンでは求められるフィジカルレベルが違うのは明らかです)

アルゼンチン帰国後はベンチが定位置になってましたが、先日行われた試合でゴールを決めて以降、出場機会を伸ばしており、輝きを取り戻す未来を予見させるプレーを見せてくれています。

What Kind of PlayStyle?

マロー二は足元の技術の高さを活かしたタメとパスセンスでチャンスメイカー的な役割を担うトップ下の選手です。

躱すタイプのドリブルは得意としていませんが、運ぶドリブルは多用しており得意にしているように見えます。サンプドリアではLMやRMで起用されることが多かったのですが、それが関係しているように思えます。 一方で球離れの悪さや判断の遅さは課題に感じました。また味方を使うのは上手いですが、使ってもらえるようなオフザボールの動きは少なく、走力もないタイプですので全時代なトップ下というプレーヤーです。

Maroni’ll be back!!

このタイプの選手はちょっとしたキッカケで覚醒することがよくあります。 なのでマロー二がいつかまた欧州に戻ってくることを期待して待ちましょう!!

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